3年ぶりとなるIDMシンポジウムが五反田の東京デザインセンターにて開催されました。
インテリアに関係する、似ている様で多彩な差異を表明する各団体の皆様に登壇いただき「これから」についてそれぞれの思いを語ってもらいました。

①日本商環境デザイン協会(JCD) 窪田茂様
②日本インテリアデザイナー協会(JID) 酒井浩司様
③日本インテリアプランナー協会(JIPA) 小早川梓様
④日本フリーランスインテリアコーディネーター協会(JAFICA) 関口和美様
⑤日本インテリアコーディネーター協会(icon) 虎岩さおり様
⑥日本国際照明デザイナーズ協会(IALDJ) 武石正宣様
⑦東京建築士会 吉野弘様
⑧英国インテリアデザイン協会日本支部 沖野俊則様
IDM 代表、シンポジウムファシリテーター 飯島直樹

デザインアワードから読み取れること、海外のデザインウィークのありよう、身近なデザイン業務に潜む時代や社会、照明の役割、美術館展示空間の現在、英国デザインとの相互的繋がりなど、それぞれの持ち場からのレポートをお聞きしました。

JAFICAからは副会長 関口和美さんが登壇。
宮城IC協会の会長でもある関口さんは、震災復興支援として学校にカーテンを届ける活動や、こんな部屋あったらいいなコンテストについてお話しくださいました。
震災時、津波の影響で学校からはカーテンがほとんどなくなってしまったそうです。
現地にいなければなかなか気づくことが出来ない、そして困っている人に手を差し伸べ、実行に移す、素晴らしい活動でした。
また、こんな部屋あったらいいなコンテストは、受賞者の作品を実際に再現するなど、子供たちにとってインテリアに興味を持つきっかけとなる、夢のあるコンテストです。
その他にも、関口さんが手掛けられた、宮城南三陸のインテリア事例をご紹介していただきました。
ICならではの暮らしに寄り添う活動が、SDGsを身近に感じさせ、促進させるきっかけとなりえるのでは、と思います。

最後に、JAFICAアクティブビジネスについてもお話しいただきました。
それぞれの得意分野を活かしたJAFICAメンバーで積極的に仕事を取りに行き、
実現した事例のご紹介です。
また、JAFICAでは「第一回 未来に続くインテリアコンテスト2022」を実施いたしました。12/14に表彰式が行われます。

シンポジウム後は3年ぶりの各団体との懇親会The NIGHT。
久しぶりの情報交換など、大変有意義で楽しいものでした。
じゃんけん大会ではJAFICA栁澤佐和さんが1位になりました。