IDM TOKYO 2018 参加報告

2018年11月30日(金)~12月2日(日) 11:00~20:00

場所:東京都港区青山 スパイラルガーデン

 

IDMとは、2017年にインテリア関連団体(26団体)で結成された任意団体です。IDM発起人の一人でもある江口会長を筆頭にJAFICAは初年度から参加してきました。今回は、史上初の合同展示イベントで、JAFICA会員も実行委員のメンバーとして企画の段階から深く関わりました。

 

初日は9階スパイラルルームにて、協力・後援団体のセミナ-が開催されました。JAFICAからは うちエコ研究会の冨田と笠原にて、エシカルインテリのセミナーを開催しました。エシカルには(倫理的)という意味があり、インテリアコーディネーターとして、環境保全や、社会貢献に配慮したエシカルインテリアを提唱することで、更なる持続可能な社会を目指し活動していく事を目標にしています。

 

展示会場ではエシカルインテリアをテーマに、メイン会場にて五井渕、大河原のデザインで、インパクトのあるインスタレーションを展示しました。材料には、端材や、廃材、エコ対象商品を使い、環境にやさしいインスタレーションを作成。特に福井県越前市の現地を訪問し、リサイクル可能なエコ素材である越前和紙を利用した手作りの木の葉は、多くの方々に感心を頂きました。

 

来場者は3日間で延べ4300名、セミナー参加者は270名、交流会は300人以上の参加となり、大盛況に終わりました。
今回のIDM TOKYOに参加するにあたり、私達うちエコ研究会はエシカルインテリアについて再認識をしました。
インテリアコーディネーターは、一般消費者であるお客様と、企業の橋渡しをする役目をになっています。
その社会的役割として、企業に対してはサスティナブルな取り組みを提案し、消費者であるお客様には、環境保全や社会的貢献となる製品の選択をお勧めする事で、作る責任、使う責任を軸とした活動を積極的に行うことを進めていきたいと思います。